自分に合った仕事を探すことも大切。でもその前に…
就職活動というと、
履歴書の書き方。
面接対策。
求人探し。
そんなことを思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろんどれも大切です。
ですが、支援員としてたくさんの利用者さんを見てきた中で、
「就職が決まる人には共通点があるな」
と感じることがあります。
今回は、私が現場で感じている就職につながる人の共通点をお伝えしたいと思います。
生活リズムが安定している
まず一つ目は、生活リズムが安定していることです。
以前、昼夜逆転の生活をされていた利用者さんがいました。
朝はなかなか起きられず、事業所からの電話連絡にも出られないことがありました。
まずは就職活動よりも、決まった時間に起きることから始めました。
支援員が毎日声をかけ、
「まずは朝起きることを続けてみましょう」
と伝え続けました。
そして本人も、その言葉を素直に受け入れながら少しずつ生活を整えていきました。
夜更かしを減らし、朝起きる習慣を続ける。
簡単なようで、とても大変なことです。
それでも続けた結果、通所が安定し、体調も整い、少しずつ自信がついていきました。
その変化は企業にも伝わり、
「継続して努力できる方なんですね」
と信頼につながりました。
就職活動は、まず生活の土台づくりから始まることも少なくありません。
安定した生活リズム=「勤怠の安定」に繋がります。
素直に人の意見を受け入れる
二つ目は、素直さです。
支援員は利用者さんを否定したくてアドバイスをしているわけではありません。
少しでも就職に近づいてほしい。
長く働き続けてほしい。
そんな思いで関わっています。
就職が決まる方は、自分の考えを持ちながらも、人の意見を一度受け止めることができます。
先ほどの利用者さんも、
「朝起きる習慣をつけましょう」
という支援員の言葉を信じて続けてくださいました。
もちろん最終的に行動するのは本人です。
けれど、人の意見を受け入れ、まずやってみる。
その積み重ねが大きな変化につながっていくのだと思います。
「助けて」と言える人は強い
三つ目は、ヘルプを出せることです。
私はこれがとても大切だと思っています。
困った時。
悩んだ時。
不安な時。
一人で抱え込まずに誰かへ相談できる人は強いです。
就職してからも同じです。
仕事で困ったこと。
人間関係の悩み。
体調面の不安。
そういったことを早めに相談できる人ほど、長く働き続けられる傾向があります。
もちろん相談したからといって、すべてがすぐに解決するとは限りません。
でも、自分の気持ちを言葉にするだけでも心は少し軽くなります。
そして周りの人もサポートしやすくなります。
「助けて」は弱さではありません。
むしろ長く働くために必要な力の一つだと感じています。
就職が決まる人に共通すること
これまで多くの利用者さんと関わってきましたが、就職が決まる人に特別な才能があるとは限りません。
生活リズムを整えること。
人の意見を受け入れること。
そして必要な時に助けを求めること。
どれも特別なことではありません。
けれど、この当たり前の積み重ねが就職につながり、その後の定着にもつながっているように感じます。
就職活動は決して一人で頑張るものではありません。
周りの力を借りながら、自分のペースで前に進んでいけばいい。
私は支援員として、そう思っています。


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