就労移行支援と就労継続支援A型・B型の違い

就労移行支援

名前は似ているけれど目的は違う

福祉の仕事をしていると、

「就労移行支援と就労継続支援って何が違うんですか?」

と聞かれることがあります。

確かに名前も似ていますし、違いが分かりにくいですよね。

どちらも「働くこと」を支える福祉サービスですが、目的や利用の仕方に違いがあります。

まずは表で見てみましょう。

項目 就労移行支援 A型 B型
目的 一般就労を目指す訓練 雇用契約を結んで働く 自分のペースで働く
雇用契約 なし あり なし
給与・工賃 原則なし 最低賃金以上の給与 工賃
対象年齢 原則18~65歳未満 原則18~65歳未満 18歳以上
利用期間 原則2年 制限なし 制限なし
一般就労への移行 目標 目指す場合もある 目指す場合もある
求められる勤務能力 比較的高い 一定の勤務能力が必要 比較的低くても利用可
就職活動支援 充実 事業所による 事業所による

就労移行支援

就労移行支援は、

一般企業への就職を目指すための訓練を行う場所です。

パソコンの練習や資格取得、コミュニケーション訓練、面接練習などを行いながら就職を目指します。

利用期間は原則2年間。原則18~64歳の方が利用することができます。

就職して働き続けるための準備をする場所と考えると分かりやすいかもしれません。

就労継続支援A型

就労継続支援A型は、

雇用契約を結んで働く場所です。

事業所と雇用契約を結び、最低賃金以上の給与を受け取りながら働きます。A型も就労移行と同様、原則18~64歳の方。利用期間の制限はなし。

一般就労へのステップアップを目指す方もいれば、A型で長く働く方もいます。

就労継続支援B型

就労継続支援B型は、

自分の体調やペースに合わせて働く場所です。

A型のような雇用契約はありません。

そのため、短時間から利用できる場合も多く、自分のペースで作業に取り組めます。

まずは外に出る習慣をつけたい方や、体調を整えながら社会とのつながりを持ちたい方も利用されています。

どれが良い・悪いではない

就労移行支援、A型、B型。

どれが優れているというものではありません。

大切なのは、その人に合った選択をすることです。

働くことへの不安や体調、目標は人それぞれ。

だからこそ、自分に合った場所を見つけることが大切なのだと思います。

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